【最新版】ZN8/ZD8おすすめマフラー5選!プロが教える「失敗しない」選び方と工学的メリットを徹底解説
ZN8/ZD8(GR86/BRZ)という車は、現代において最も「カスタムが楽しい」一台です。特に2.4Lへと排気量が拡大されたFA24エンジンは、排気系のアップデートに対して非常に素直な反応を示します。
しかし、パーツショップやECサイトを覗けば、数えきれないほどのマフラーが並んでおり、「結局どれが自分の走りに合っているのか?」と迷ってしまう方も多いはずです。今回は、マフラー交換を「単なる音量アップ」ではなく「車両性能と資産価値を高める投資」として捉え、プロの視点からおすすめの銘柄と選び方の工学的根拠を徹底的に解説します

なぜ「マフラー交換」が最初のステップなのか?

スポーツカーを手に入れたらまずマフラー、という格言には明確な「物理的・工学的理由」があります。
リアオーバーハングの軽量化:旋回性能への直撃
ZN8/ZD8の純正マフラーは、消音性能とコストを両立させるために非常に頑丈(=重い)に作られており、その重量は約16kg 〜 17kgに達します。
重要なのは、この重量物が「車体の最後端(オーバーハング)」にあるという事実です。
ここを10kg 以下の軽量マフラーに交換することは、単に車重を減らす以上の意味を持ちます。
- 慣性モーメントの低減
重心の中心から遠い部分が軽くなることで、ステアリングを切った瞬間のリアの追従性が劇的に向上します。 - 重量バランスの適正化
フロントヘビーになりがちなFR車の運動性能を、物理法則に従って補正する最も簡単な方法です。
排気効率と「トルクの谷」の解消
2.4Lエンジンになり改善されたとはいえ、純正マフラーの内部構造は排気抵抗が大きく、特に高回転域でのパワーの伸びを抑制しています。また、エキマニ交換ほどではありませんが、抜けの良いマフラーは中間域の排気流速を早め、トルクの立ち上がりをスムーズにする効果があります。
【決定版】プロが厳選するZN8/ZD8おすすめマフラーリスト

2026年の最新市場動向を踏まえ、性能・品質・リセール価値のすべてにおいて「外さない」おすすめモデルを深掘りします。
① HKS Hi-Power SPEC-L II(軽量化の王道)
- 【おすすめ理由】
ZN8/ZD8カスタムにおいて「最も選ばれている」と言っても過言ではない銘柄です。 - 工学的メリット
パイプ径やサイレンサーの肉厚を極限まで削ぎ落とし、純正比で約 40% 以上の軽量化を達成しています。 - サウンド
低音が響くレーシーな音質。それでいて車内への不快なこもり音が少ないのがHKSの技術力です。

② FUJITSUBO A-R(信頼と品質の象徴)
- 【おすすめ理由】
「迷ったらフジツボ」と言われるほど、製造精度と耐久性に定評があります。 - 工学的メリット
非常に綺麗な溶接と内部構造により、長期使用でも音量変化(劣化)が少ないのが特徴。パワー特性もフラットで扱いやすく、大人のカスタムに最適です。 - リセール
中古市場での信頼性が高く、値崩れしにくいのもビジネス的な魅力です。
③ BLITZ NUR-SPEC CUSTOM EDITION(ビジュアルと個性の両立)
- 【おすすめ理由】
テール(出口)部分が交換可能で、ステンレス、チタン、カーボンから好みのルックスを選べます。 - 工学的メリット
センターパイプからのストレート構造により、アクセルレスポンスが向上。見た目だけでなく、しっかり「走りの変化」を体感できます。
④ ロッソモデロ COLBASSO ZEEK Ti(サウンド・コスパ最強)
- 【おすすめ理由】
チタンカラーの美しいテールと、乾いた「ボクサーサウンド」を強調する設計。 - ターゲット層
「せっかく変えるなら音が変わったことをしっかり実感したい」という方に最適。価格設定も良心的で、最初のパーツとして手が出しやすいのが魅力です。
⑤ Trust GReddy パワーエクストリーム 3(パフォーマンス重視)
- 【おすすめ理由】
競技車両のようなレイアウトと、徹底した排気効率の追求。 - 工学的メリット
絞りなしの完全ストレート構造を採用。高回転域でのパンチ力は、他社の追随を許さない鋭さがあります。
スペック徹底比較表:あなたに最適なのはどれ?
| ブランド | モデル名 | 重量 (純正比) | 音量 (アイドリング/近接) | 特徴 |
| HKS | SPEC-L II | 約 -6.8kg | 58 / 90 dB | 超軽量・定番 |
| FUJITSUBO | A-R | 約 -3.5kg | 57 / 88 dB | 高品質・ジェントル |
| BLITZ | NUR-SPEC | 約 -2.5kg | 59 / 91 dB | テール交換・個性 |
| ロッソモデロ | ZEEK Ti | 約 -2.8kg | 62 / 92 dB | サウンド・コスパ |
| Trust | Power Extreme 3 | 約 -3.1kg | 60 / 92 dB | パワー・高回転型 |
失敗しないための「出口戦略」と「法規制」の知識

カスタムは楽しむものですが、同時に「賢い買い物」であるべきです。
「JQR認証」なしは買ってはいけない
2026年現在、騒音規制はかつてないほど厳格です。JQR(性能確認済表示)プレートがないマフラーは、車検に通らないだけでなく、ディーラーへの入庫も拒否されます。
- 資産価値への影響
非認証のマフラーは車両売却時にマイナス査定になるだけでなく、パーツ単体としても二束三文でしか売れません。必ず「車検対応」の文字を確認してください。
ブランド品は「実質無料」になることもある?
HKSやフジツボのようなトップブランドは、中古市場で常に高い需要があります。
例えば 150,000円で購入したマフラーが、3年後に 80,000 円で売れることは珍しくありません。
この場合、3年間の「走りの楽しみ」に対する実質コストは月々わずか 2,000円弱。安価な無名メーカー品を買うよりも、結果的に安上がりになるのがスポーツカーパーツの面白いところです。

まとめ:マフラーは「自分だけの86/BRZ」への第一歩

マフラーを変えることで、ZN8/ZD8は眠っていた「野生の顔」を見せ始めます。
- 軽量化を突き詰めて、ハンドリングのキレを磨くのか。
- 重厚なサウンドで、ドライブの情緒を高めるのか。
まずはこのおすすめリストを参考に、自分のライフスタイルに合った一本を選んでみてください。マフラーで「出口」を整えた後は、ぜひ「入口(吸気)」や「根元(エキマニ)」へのステップアップも検討しましょう。





